【2023年3月出産】聖路加国際病院でのお産!出産費用や検討時に気になることまとめ

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27 出産・聖路加産科記録

この記事では、2023年3月に聖路加国際病院で出産した私の体験をもとに、入院までの手続きや実際に気になった点を、できるだけわかりやすくまとめます。2023年当時の体験談に加えて、2025年現在の運用(曜日制など)についての最新情報も反映しました。

聖路加で分娩を検討中の方、予約済みでこれから出産を迎える方の参考になれば嬉しいです。

  • 聖路加国際病院での出産を検討している
  • 分娩予約は済み。直前で不安や疑問を解消したい

聖路加国際病院とは?

聖路加国際病院 外観

聖路加国際病院は、東京都中央区にある創立120年以上の歴史を持つ国際病院です。伝統だけでなく、米国の先端医療や臨床教育を積極的に取り入れる姿勢も特徴で、各種ランキングでも高評価を得ています。

検討段階で気になったこと(予約の注意点)

まずは、私が検討〜分娩予約のときに気になった点と、補足をまとめます。

入院費用はいくら?内訳は?

入院総費用は約123万円で、自己負担は約80万円でした(出産一時金42万円は健保から病院へ直接支払い)。当時の明細は下表のとおりです。

大分類内訳金額備考
母・自費入院186,000
手術573,700分娩費用
処置45,900鎮痛薬など
検査24,700
麻酔150,000無痛分娩
母・保険検査6,000帝王切開の事前検査
子・自費診察14,700羊水混濁対応
入院186,000
処置2,000
検査20,400
その他文書2,400健保提出用
洋食2,800特別メニュー差額(2食)
総額1,234,600
※個人情報保護のため十の位は四捨五入

分娩当日に胎児心拍低下で酸素投与や帝王切開の事前検査が入ったぶん、やや高めになりましたが、聖路加の費用としては平均〜相場内の印象です。食事のアップグレード分は「その他」に含まれます。

無痛分娩について

私が聖路加を選んだ大きな理由のひとつが無痛分娩です。体験の詳細は下記レポートにまとめています。

分娩予約はいつ?どうやって?

近隣クリニックの先生いわく、妊娠8週前後に予約しておくと安心とのこと。人気の産院なので早めの連絡をおすすめします。分娩予約・問い合わせは電話のみで、予約センターは混み合うことも。時間に余裕があるときにかけるとスムーズでした。

最新アップデート:
2024年1月から、外来は「曜日ごとのチーム」が担当する曜日制に変更されています。
診察医師の個人指名は不可で、当日の外来担当チームが診療します。分娩時や緊急時も、待機中の医師・チームが対応します。
病院公式Q&A(出産)を参照。

外来スケジュールは公開されています。通いやすい曜日・時間帯の目安確認に便利です。
女性総合診療部(産婦人科)外来スケジュール

ぴい
ぴい

私は妊娠10週で予約。3月生まれ予定でしたが運よく取れました。電話は混雑していて、待ち時間だけで30分ほどかかったこともあります。

通院で気になったこと

セミオープンは使える?通院頻度は?

聖路加は産科セミオープンシステムに対応しています。妊娠24週頃までは近隣クリニック、それ以降は聖路加で健診・分娩管理という流れです。以下は私が案内された目安です。

セミオープン利用時の聖路加通院目安
  • 妊娠初期に1回(カルテ作成)
  • 妊娠34週頃から隔週〜週1回
  • 予定日超過なら週2回
ぴい
ぴい

私は不安が強かったので、セミオープンは使わず妊娠16週頃からずっと聖路加で診てもらいました。

健診費用・待ち時間の実例

妊娠16週から出産まで通院した私の実例です(助成適用)。

妊娠週総費用窓口支払い待ち時間
165,500円430円1時間30分
2011,270円6,200円40分
225,500円430円1時間30分
2514,370円9,300円1時間
275,500円430円2時間30分
305,500円430円30分
335,500円430円1時間
355,500円430円2時間
3715,770円10,700円1時間30分
387,470円2,400円30分
395,500円430円2時間
405,500円5,500円1時間30分
※実費=区の助成5,070円を差し引いた窓口支払い
ぴい
ぴい

30週までは午後、それ以降は午前10時に予約していました。基礎疾患はなく、費用は比較的抑えられたと思います。

支払い方法

現金・クレジットカードの両方が利用できます。入院時・前払い金・通常診察のいずれもカード決済可でした。

妊婦健診日以外の相談

体調や不安があるときは、遠慮なく電話で相談してOKです。私がどんな内容で連絡したかは、体験記事にまとめています。

分娩・入院で気になったこと

入院の持ち物

赤ちゃんの服やオムツなど、必要なものは病院から支給されました。詳しい持ち物リストは下記にまとめています。

入院手続きの時期

妊娠36週の健診時に案内があり、その場で手続きできました。専任スタッフの方がスムーズに案内してくれます。

病室見学(両親学級)

通院開始後に申込み可能な両親学級(有料)で、病室やLDRの見学ができます。

直接支払制度は使える?

利用できます。利用すると入院前払い金は30万円、利用しない場合は70万円が目安でした。制度の詳細は別記事にまとめています。

バースプランの提出

妊娠24週の助産師相談で専用用紙を受け取り、入院時に提出しました。要望がある場合は、曜日制でも共有してもらえるので遠慮なく記入を。

立ち会い・面会

私が出産した2023年3月当時は、立ち会いはパートナーのみ可でした。面会は感染状況により変動するため、最新情報は公式をご確認ください。
面会に関するお知らせ(公式)

緊急帝王切開の説明タイミング

私は緊急帝王切開には至りませんでしたが、分娩当日に事前検査・説明がまとめて行われました(基礎疾患などで異なる可能性あり)。経緯は出産レポに詳しく書いています。

入院中の食事

一般入院食とは別に、産科では妊産婦特別食が提供されます。内容や写真は別記事で紹介しています。

退院後について

聖路加マタニティケアホームの利用

聖路加マタニティケアホームは、中央区民なら助成適用(例:1泊3万円→1万円)。聖路加で出産していなくても予約可能です。利用日の3日前まで予約でき、聖路加での出産者は患者情報の共有で手続きがスムーズでした。

ぴい
ぴい

退院日に満室&託児の条件(シャワー等30〜60分のみ)で断念しました。希望の方は早めの予約がおすすめです。

産後1か月健診(母・子)

問題がなければ、母と子それぞれで1か月健診が基本でした(母は産科、子は旧棟の小児科)。詳細は体験記事にまとめています。

まとめ(感想)

ハイリスクに備える体制や設備が整い、24時間の電話相談も心強かったです。スタッフの方々は穏やかで、気になることをその都度相談できたのも安心材料でした。

費用は高め・外来の待ち時間は日によりますが、私はそれを「安心料」と捉えて、出産〜退院まで落ち着いて過ごせました。これから出産を迎える方の、情報整理と不安解消の一助になれば嬉しいです。

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