CLSとは?ブログ速度を改善する方法5選|初心者ブロガーの実録レポート

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ブログを始めてしばらくしたころ、GoogleのPageSpeed Insightsで「CLS(Cumulative Layout Shift)」が不合格になっているのを見つけて焦りました。
専門用語が多くてよく分からないけれど、「なんとなく表示がガタつくな」と感じていたのも事実。

試行錯誤の末、初心者の私でもできたCLS改善の5つの方法を紹介します。
これを読めば「どこから手を付ければいいか分からない」を抜け出せます。

CLSとは?レイアウトのズレを数値化した指標

CLS(Cumulative Layout Shift)は、ページ表示中に要素がどれだけズレたかを示す指標です。
たとえば画像や広告が読み込み中に位置を変えたり、ボタンが動いてクリックミスするような状態ですね。

Googleが定める基準は次の通りです:

評価数値状態
良好0.1以下合格
改善が必要0.1〜0.25注意
不良0.25以上不合格

私のブログでは最初「0.14」と表示されており、ギリギリ不合格ゾーン。
でも、設定をいくつか変えるだけで「0.08」まで改善できました!

実際にCLSが改善した5つの方法

① 全画面広告をオフにする(最も効果大)

Google AdSenseの**「全画面広告」**は、表示タイミングによってページが大きくズレる原因になります。
私の場合、これをオフにしただけでCLSが0.14 → 0.09まで改善しました。

🔧 設定方法

  1. Google AdSense にログイン
  2. 左メニュー「広告」→「サマリー」
  3. 「サイト単位の広告」→「全画面広告」をOFFに

一時的に収益が下がることもありますが、体感的には表示速度がかなり安定し、離脱率も減りました。

② EWWW Image OptimizerでAbove the Foldを調整

CLSは、最初に表示される画像の読み込み方法でも大きく変わります。
EWWW Image Optimizerの設定で「Above the Fold(ファーストビュー)」の数を1に設定すると、ページ上部の画像がスムーズに表示されるようになります。

手順

  1. WordPress管理画面 →「設定」→「EWWW Image Optimizer」
  2. 「Above the Fold」を「1」に設定
  3. 保存してキャッシュを削除

これで、ページ読み込み直後の“チラつき”が減少しました。

③ AutoptimizeでGoogleフォントを遅延読み込みに変更

フォントが読み込まれるまでの時間差もCLSの原因になります。
Autoptimizeの設定で「Googleフォントの読み込み方法」を
「結合とヘッダーで遅延リンク(display:swap)」 に変更しました。

これでフォントが非同期で読み込まれ、文字のズレがほとんどなくなりました。

④ Cocoonで広告タグの高さを固定する

広告枠に高さ指定がないと、読み込み後にスペースが押し出されてズレが発生します。
Cocoon設定 →「広告」タブで、広告位置を固定し、CSSに高さ指定を追加しました。

.inside-ad {
  min-height: 250px;
}

広告の場所が安定することで、CLSがさらに0.08まで低下。

⑤ キャッシュ削除で変更を確実に反映

最後に、AutoptimizeとW3 Total Cacheのキャッシュを削除。
これを忘れると、変更が反映されず「直っていないように見える」ことがあります。

  • Autoptimize →「キャッシュを削除」ボタン
  • W3 Total Cache →「すべてのキャッシュを削除」

翌日PageSpeed Insightsで再計測したら、CLSが安定して0.08を維持していました。

改善後の数値と体感の変化

指標改善前改善後
CLS0.140.08
LCP2.0秒2.0秒(変化なし)
INP100ミリ秒100ミリ秒

特にCLSが安定したことで、ページ全体の見た目の信頼感が上がった印象です。
広告収益も数日後には戻り、むしろクリック率が微増しました。

CLS改善で感じた意外な効果

  • ページの読み込みが滑らかになり、離脱率が下がった
  • スマホ表示でもズレがなくなり、見やすさが向上
  • AdSenseのクリック単価が安定(体感で1.1倍ほど)

「表示のストレスがない=滞在時間が伸びる」
結果的にブログ全体の評価も少しずつ上がった気がします。

まとめ|CLS改善は“1日でできる技術チューニング”

CLSは専門用語っぽいですが、やることは意外とシンプル。
全画面広告をオフにし、画像とフォントを調整するだけで効果が出ます。

私も最初は何をすればいいか分かりませんでしたが、やってみると**「なるほど、こういうことか!」**と納得できる内容ばかりでした。

次回は、CLS改善と合わせて設定しておきたいGoogleアナリティクス(GA4)導入の話をまとめます。
→ 記事公開後にリンクを追記予定。

よくある質問(FAQ)

Q1. CLSの理想値はどのくらい?
A. Googleが推奨しているのは0.1以下。0.25を超えると要改善です。

Q2. どのツールでCLSを確認できますか?
A. PageSpeed InsightsまたはSearch Consoleの「ウェブに関する主な指標」タブから確認できます。

Q3. 広告を減らすと収益が下がりますか?
A. 一時的に下がる場合もありますが、長期的には表示品質が上がり、CTR(クリック率)が改善するケースも多いです。

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