「保育園 ママ友 いない」「保育園 ママ友 ゼロ」
そんな言葉で検索して、ここにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
私自身、保育園に通い始めてもうすぐ3年目になりますが、休日などに予定を立てて会うようなママ友はいません。
挨拶をして、少し雑談をする相手はいる。でも、それ以上深い関係にはなっていません。
正直、「このままでいいのかな?」と不安になったこともあります。
周りを見ると、仲良さそうに話しているママたちが目に入って、自分だけ取り残されているような気持ちになることもありますよね。
でも3年間通って分かったのは、保育園のママ友付き合いには“疲れにくい形”があるということでした。
この記事では、「ママ友がいないのは普通なのか?」という疑問に答えつつ、無理をしない付き合い方について整理していきます。
保育園でママ友がいないのは普通?
結論から言うと、保育園でママ友がいないのは珍しいことではありません。
特に共働き家庭が多い保育園では、次のような状況が当たり前です。
- 登園・降園がバタバタ
- 送迎時間が家庭ごとに違う
- 仕事・家事・育児で余裕がない
実際、「保育園 ママ友 いない」「ママ友 ゼロ」で検索すると、同じように悩んでいる声がたくさん出てきます。
それだけ、同じ立場の人が多いということでもあります。
保育園ママ友がいないと不安になるのはなぜ?
ママ友がいないと、こんな不安が浮かびがちです。
- 私だけ浮いている?
- 子どもに悪影響がある?
- 小学校までこの関係で大丈夫?
特に「小学校まで同じメンバーになるかも」と思うと、今の距離感でいいのか迷いますよね。
でもこの不安の正体は、
「ママ友がいるのが普通」という前提に自分を当てはめてしまっていることが多いです。
保育園のママ友付き合いが疲れる人の特徴
「ママ友がいない」だけでなく、「ママ友付き合いが疲れる」と感じる人も多いと思います。
よくあるのは、こんなタイプです。
- 雑談が続くと気を遣ってしまう
- 距離感が曖昧だと落ち着かない
- 仲良くしなきゃ、という空気に疲れる
こういう人にとって、ママ友付き合いは「楽しい時間」というよりエネルギーを使う時間になりがちです。
無理に合わせていると、「めんどくさい」「しんどい」と感じてしまうのも自然なことです。
ママ友が自然にできる人/できにくい人の違い
保育園でママ友が自然にできる人には、ある共通点があります。
- 初対面でも雑談が苦にならない
- 人との関わりでエネルギーが回復する
- 会社の人ともプライベートで会える
一方で、そうではない人もいます。
- 仕事と私生活は分けたい
- 雑談は嫌いではないけど長時間は疲れる
- 一人の時間でリセットしたい
これは能力や努力の問題ではなく、性格や特性の違いです。
外向・内向の違いという考え方
心理学では、外向的・内向的といった特性の違いで説明されることがあります。
(MBTI診断などでE/Iタイプなどと聞いたことがある方もいるかもしれません)
どちらが良い悪いではなく、向いている付き合い方が違うというだけです。
保育園のママ友は「ビジネスライク」でちょうどいい
私自身、会社の人とプライベートで会うことはほとんどありません。
仕事は仕事、私生活は私生活、という分け方が合っているタイプです。
その感覚で考えると、保育園のママ友も同じでした。
- 挨拶をする
- 少し雑談をする
- 必要な情報を共有する
これだけで十分、関係はちゃんと回ります。
無理に距離を縮めようとしない方が、長く安定すると感じています。
3年通って分かった、疲れないママ友との距離感
3年間で一度だけ、無作為に声をかけられてホームパーティに参加したことがあります。
マンションのレンタルルームでの集まりでした。
楽しい時間ではありましたが、それ以上関係が深まることはなく、主催していたママは幼稚園へ転園していきました。
自然に終わった、という感じです。
この経験から思ったのは、頑張って作った関係は、無理が出やすいということでした。
挨拶とちょっとした雑談ができる関係。
それくらいが、今の自分には一番疲れません。
それでも「仲良くなりたいママ」がいる場合
正直に言うと、私にも「この人とはもう少し話してみたいな」と思うママはいます。
でも、無理に誘ったり、関係を広げたりはしていません。
自然に話す機会が増えたら、その時考えればいい。
それくらいの気持ちでいます。
ママ友付き合いは、量よりも距離感が大切です。
まとめ:ママ友がいないのは「問題」ではない
保育園でママ友がいないからといって、何かが欠けているわけではありません。
- 向いている付き合い方が違う
- 疲れない距離感を選んでいる
- 自分と家族を守る選択をしている
そう考えると、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。
今の距離感がしんどくないなら、それがあなたにとっての正解です。

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