導入文
ある日、PageSpeed Insightsを見たら「CLS(Cumulative Layout Shift)に改善が必要」と表示されていてショック!
調べてみると、原因はどうやらGoogleアドセンスの全画面広告(Vignette Ads)。
でも「広告を減らす=収益が下がるかも」と不安で、しばらく放置していました。
思い切って設定を変えたら、CLSが0.14 → 0.08まで改善!
この記事では、私が実際に行った設定変更の手順と、収益への影響を実録で紹介します。
全画面広告(Vignette Ads)とは?
スマホで記事を開いたときに、ページ全体を覆う形で出てくる広告のことです。 インパクトは強いけれど、その分ページのレイアウトがズレてCLSが悪化しやすくなります。
⚠️ 注意: 特にモバイル表示では、全画面広告がCLSの原因になりやすいです。
AdSenseで全画面広告をオフにする手順
- Google AdSense にログイン
- 左メニュー「広告」→「サマリー」をクリック
- 該当サイト(例:
rikeimama-ikuzi.com)を選択 - 「自動広告」設定画面で「広告フォーマット」を開く
- 以下のように設定を変更します👇
| 項目 | 設定 |
|---|---|
| ページ内広告 | ON ✅ |
| アンカー広告 | OFF ❌ |
| 全画面広告(Vignette) | OFF ❌ |
| サイドレール広告 | ON ✅ |
保存後、数時間〜1日で広告の表示形式が切り替わります。
💡 ポイント: 全画面広告をオフにするだけで、CLSが明らかに安定しました。
改善結果と効果
| 指標 | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| CLS | 0.14 | 0.08 |
| LCP | 2.0秒 | 2.0秒 |
| INP | 100ms | 100ms |
UXが改善したことで、誤タップやページのチラつきが減少。 広告収益も数日後には安定し、むしろクリック単価(CPC)が微増しました。
まとめ
- 全画面広告はCLS悪化の代表的な原因
- オフにするだけでスコアが改善
- 収益はほぼ変わらず、UXが向上
「読者にやさしい表示」=長期的に収益が安定する、というのを実感しました。

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