「おうち英語のかけ流しって、本当に意味あるの?」「英語YouTubeを流していたら、子どもの言葉はどうなる?」
そんな疑問を持っている方向けに、わが家の実体験をまとめます。
娘は2歳後半。家での会話は日本語100%ですが、英語のYouTubeを日常的に流しています(平日2〜4時間、休日4〜6時間)。
いわゆる「英語を教えている」家庭ではなく、生活の中に英語の音が入り込んでいる、という環境です。
私は典型的なジャパニーズEnglishなので、娘が英語っぽいフレーズで話しかけてきても、親はあえて日本語で返す方針にしています。
この記事は、英語教育の正解を語るものではなく、自然なかけ流しで実際に何が起きたかを観察した記録です。
前提:わが家の「おうち英語」環境
- 家庭での会話:日本語100%
- 英語インプット:英語YouTubeのかけ流し(平日2〜4時間/休日4〜6時間)
- 保育園:週1回20分の英語レッスンあり
- 親の対応:英語で返さず日本語で返答(英語の歌は一緒に歌う)
この条件が違えば結果も変わると思うので、前提として明示しておきます。
また参考までに、わが家で実際に登録している英語系YouTubeチャンネルは、大きく次のように分かれます。
- 歌・会話・生活英語系:Super Simple Songs、Peppa Pig(公式)など
→ 語彙や表現がシンプルで、日常の場面と結びつきやすい - 物語・寸劇・キャラ系:Diana and Roma など
→ フレーズが繰り返されやすく、子どもがハマりやすい - 知育・キャラ補助枠:Blippi など
→ 常時ではなく、補助的に視聴
記事内では、言語インプットとしての影響が分かりやすい「歌・会話系」を中心に触れ、寸劇系は代表例のみ紹介しています。
なお、わが家が英語YouTube中心の環境になった背景には、YouTubeの見せ方そのものを見直した経緯があります。
依存気味だった視聴スタイルをどう調整したかについては、別の記事で詳しくまとめています。
日本語(母語)は安定して発達
まず日本語ですが、発話・理解ともに月齢相当として安定しています。
文は2〜3語文が中心で、助詞はまだ揺れますが、意思疎通は十分できています。
- 「お菓子ちょうだい」
- 「いちご食べたい」
- 「ママ、これ取って」
- 「散歩行く」
理解面も強く、「危ないから手をつなごう」「人が並んでるから並ぼう」など、理由や因果関係も理解している様子があります。
個人的には、この母語が安定している状態が、英語インプットと共存できている理由だと感じています。
英語は「意味のある場面」で自然に出てくる
英語は毎日なにかしら一言以上は出ています。特徴は、場面に合ったタイミングで出ることです。
- 遊びの最中
- 感情が動いたとき(拒否・驚きなど)
- 公園などで状況が切り替わるとき
よく出てくるフレーズは以下です。
- No!(拒否)
- Oh my god!(驚き)
- Where are you?(友だちを探す)
- What’s he/she doing?(観察)
- Stop!
- bat(コウモリ:意味理解ありそう)
たとえば、公園で順番待ちのときに「Oh my god…」、友だちを探すときに「Where are you?」など、状況と結びついた使い方をしています。
単なる動画の丸暗記というより、意味で使っている印象です。
英語のイントネーションが「英語っぽい」
親として一番驚いているのはここです。
娘が英語を話すと、幼児発音ながらイントネーション(リズム)が英語寄りに聞こえます。
英語の歌も、フレーズ単位で歌えます。
- Johnny Johnny Yes Papa(Yes Papa 部分)
- Rain Rain Go Away
正確な発音というより、まずは音とリズムをそのまま再現できている段階なのかな、という印象です。
もうひとつ面白いと感じているのが、YouTubeチャンネル名の聞き取りです。
娘は「Diana and Roma」というチャンネルが好きなのですが、「Roma」の部分を「ドマ」と発音します。
おそらく動画内で「Diana and Roma」とキャッチフレーズ的に繰り返されるため、音としてひとまとまりで捉えているのではないか、という印象があります。
はっきりとした理解かどうかは分かりませんが、単語を切り取って覚えているというより、フレーズや音の流れごと記憶している様子は感じます。
意図せず「日本語優位+英語が混ざる」環境になっていました
- 家庭:会話は日本語100%だが、英語YouTubeが長時間かかっており、音声インプットは多い
- 保育園:週1回20分だけ英語レッスンがあり、語彙のきっかけになっていそう
- 親の関わり:英語では返さず日本語で返答(ただし英語の歌は一緒に歌う)
英語教育を目的に設計した環境ではありませんが、結果的に日本語が土台で、英語が生活の中に混ざる形になっていました。
結局、バイリンガルなの?(現時点の整理)
現時点では、英語で流ちょうに会話できる状態ではありません。
ただし、
- 決まった表現を
- 適切な場面で
- 意味に合わせて
- 自然に使う
という段階には入っていると感じています。
私はこれを「日本語が土台で、英語が生活に入り込んでいる状態」と捉えています。
おわりに:観察しているだけでも面白い
専門家ではありませんが、日々の発話を見ていると本当に面白いです。
英語の取り入れ方や影響は、家庭差・個体差がかなり大きいと感じます。
今後も変化があれば、続編として記録していく予定です。



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