コペルに0歳8カ月から通って2歳後半に|正直、続けてどうだった?メリットとデメリット

コペルに0歳8カ月から通い3歳手前まで続けた実体験レビューのアイキャッチ画像 ベビー・キッズ用品レビュー

コペルに0歳や1歳から通わせる意味はあるのか、効果は本当にあるのか。実際に通った人の声を見ても、判断に迷うことは多いと思います。

我が家は、娘が0歳8カ月のときからコペルに通い始め、現在は3歳手前になります。発達面で大きな困りごとがあったわけではありませんが、月齢に合った知育を家庭だけで用意し続けることに、現実的な負担を感じていました。

正直に言うと、コペルは通えば分かりやすい成果が出るものではありません。やめても困らないとも思います。それでも我が家が続けている理由は、家庭で同じことをやろうとすると、かなりの労力がかかると感じているからです。

この記事では、0歳8カ月から3歳手前まで通った立場から、コペルのメリット・デメリットを整理します。通わせるべきかどうかの正解を出す記事ではありません。自分の家庭に合うかを考える材料として読んでもらえればと思います。

※参考:0歳8カ月時点の体験レッスンについては、別記事でまとめています。

0歳8カ月から3歳手前までの通室条件と我が家の前提

通室条件は、かなりシンプルです。

  • 通室開始:0歳8カ月
  • 現在:3歳手前
  • 頻度:週1回ペース(月3〜4回)
  • クラス:集団だが実質2人でワンツーマンに近い
  • レッスン時間:1回40分
  • 親は毎回同席

共働き家庭で、休日の時間を使って通室しています。下の子もいるため、今は「これ以上予定が増えると生活が回らない」というラインぎりぎりで続けている、というのが正直なところです。

正直、コペルの「効果」は分かりやすくは感じなかった

分かりやすい効果を実感したかというと、正直よく分かりません。

年齢とともに、できることは確実に増えてきました。ただ、それがコペルのおかげなのか、単純に発達によるものなのかを切り分けることは難しいと感じています。

体感として、「通っているからこれができるようになった」と言い切れるものは、今でも特にありません。

通ってよかったと感じている点

効果は分かりにくくても、通ってよかったと思える点はあります。

  • 子どもの得意・好きな傾向が分かりやすくなった
    ジグソーパズルのような作業が得意そう、こういう取り組みは集中できる、といった傾向が見えることで、家でのおもちゃ選びや遊びの方向性を決めやすくなりました。
  • 月齢に合わせた知育教材に、偏りなく触れられる
    知育教材を家庭だけで月齢に合わせて用意し続けるのは、正直かなり労力がかかります。その負担を減らせていること自体が、我が家にとっては大きな価値だと感じています。
  • 家での知育へのつなげ方を相談できる
    教室でやった内容を家でどう応用するかについては、聞けば教えてくれます。ただし、先生の対応時間は限られているので、手取り足取りという期待はしない方がいいと思います。

通って分かったデメリットやしんどい点

一方で、続ける中でしんどいと感じた点もあります。

先生への相談は「聞けば教えてもらえる」程度
知育の応用や家庭での取り入れ方については質問すれば答えてくれますが、先生の対応時間は限られています。個別に手厚くフォローしてもらえる、といった期待は持たない方が現実的です。

通室そのものが生活の負担になる
我が家は休日に通っているため、その時間は確実に潰れます。本人は楽しそうですが、家族での外出や親の予定を考えると、生活全体の余白が削られている感覚はありました。

どうしても他の同級生と比べてしまう
同じ月齢の子が一緒にいる環境なので、良くも悪くも比較は避けられません。うちの子は正直できない方なので、親の気持ちがしんどくなる場面はありました。比較がつらいタイプの人には、負担に感じやすいと思います。

3歳手前の今、コペルをどう評価しているか

今の正直な評価は、「やめても特に問題はない」です。

ただ、それでも続けている理由は、知育教材を月齢に合わせて用意し続ける労力を、家庭だけで担うのは大変だと感じているからです。

我が家にとってのコペルは、「成果を出すための投資」というより、労力をお金で買っている感覚に近いと思います。

下の子にも同じ選択をするか考えてみた

気持ちとしては、同じ選択をしたいです。

ただし、休日の予定がこれ以上通室で埋まると、家族での外出や親自身の予定を消化する時間が取れなくなります。そのため、下の子については、通える枠や生活リズム次第だと考えています。

コペルが向いている人・ズレやすい人

向き・不向きは、かなり分かれると感じています。

  • 月齢に合った知育を偏りなく取り入れたい
  • 教材選びや情報収集の負担を減らしたい
  • 効果を断定せず、長い目で見られる

一方で、「通わせれば何かが一気にできるようになる」といった期待が強い場合は、ズレを感じやすいかもしれません。

コペルを検討したり、迷っている人へ

コペルに通えば、何かが劇的に変わるわけではありませんでした。

ただ、何もしないことに不安を感じていた当時の自分にとって、コペルは一つの選択肢として納得できるものでした

通わせる・通わせない、どちらが正解という話ではありません。この記事が、今まさに迷っている方が、自分の家庭に合うかどうかを考える材料の一つになれば嬉しいです。

※参考:0歳8カ月時点の体験レッスンについては、別記事でまとめています。

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