コペル体験レッスンを0歳8カ月で受けてみた正直レポ|内容・良かった点・注意点まとめ

0歳8カ月の子どもと親が知育教材を一緒に見るコペル体験レッスンのイメージイラスト ベビー・キッズ用品レビュー

「コペル 体験」で検索していると、楽しそうな感想は多いけれど、実際どんな内容なのか、0歳から通って大丈夫なのか、判断に迷う方も多いのではないでしょうか。

我が家は、娘が0歳8カ月のときに幼児教室コペルの体験レッスンを受け、その後入室を決めました。発達面で大きな困りごとがあったわけではありません。ただ、月齢に合った知育を、家庭だけで継続的に用意することに難しさを感じていた、というのが正直な理由です。

この記事では、0歳8カ月当時にコペルの体験レッスンを受けてみて感じたことを、レッスン内容・良かった点・注意点も含めてまとめています。通わせるべきかどうかの正解を出す記事ではありません。同じように迷っている方が、自分の家庭に合うかを考える材料になればと思っています。

※追記:その後、0歳8カ月から2歳後半まで通った結果はこちら

コペルを体験したときの月齢と我が家の前提

体験レッスンを受けた時点での前提は、次のとおりです。

「無理なく続けられるか」を重視していた
共働き家庭のため通わせられるか、ということよりも家庭知育を月齢に合わせて継続することに正直ハードルを感じていました。

体験時の月齢は0歳8カ月
0・1歳クラスでの体験でした。

レッスンは1回40分、親は同席
短時間でテンポよく進むスタイルでした。

発達面で大きな困りごとはなかった
通室のきっかけは、発達の遅れや課題があったからではありません。

0歳8カ月で幼児教室を検討した理由

幼児教室を検討した一番の理由は、月齢に合った知育教材を親である自分が選びきれる自信がなかったことです。

情報収集自体はできます。ただ、その内容を家庭知育に落とし込み、さらに月齢に合わせて内容を更新し続けるとなると、思った以上に負担が大きいと感じました。

我が家では、知育は「何かを先取りさせたい」ものではなく、月齢に合った刺激を偏りなく与えるためのもの、という位置づけでした。英語や特定の能力の習得は、この時点では特に求めていません。

コペルを体験することにした理由(他サービスとの比較)

いくつか比較したうえで、我が家の前提に合うかどうかを基準に判断しました。

月齢に合った刺激を幅広く体験できそうだった
特定の能力を伸ばすというより、月齢に合った刺激を偏りなく体験できそうだった点が、体験して判断してみたいと思えた理由です。

公文ベビー・こどもちゃれんじベビー:家庭負担が大きそうだった
どちらも教材を受け取って自宅で親が進めるスタイルです。忙しい中で親主導の知育を継続するのは現実的ではないと感じ、我が家には合いませんでした。

ベビーパーク:知育に対する考え方が我が家と少し違った
「卒業時の平均IQ」など数値を強く打ち出す表現や、英語習得を前提とした考え方に、我が家の知育観とはズレを感じました。

コペル:運営姿勢に安心感があった
妊娠前に仕事の関係でコペルのフランチャイズ代表者の方と関わったことがあり、その際の対応がとても丁寧だったことが印象に残っていました。実際に通わせている教室とは一切接点はありませんが、運営全体に対する安心感はありました。

コペル体験レッスン | 申し込みから当日までの流れ

申し込みから体験当日までは、全体的にスムーズでした。

  • 申し込みは公式サイトから簡単にできた
    公式サイトの問い合わせフォームから申し込みました。特に迷う点はなく、手続き自体はシンプルでした。
  • 教室からの連絡・日程調整はスムーズ
    問い合わせ後、教室担当者から連絡があり、日程調整までスムーズに進みました。我が家の場合、申し込みから体験当日まではおよそ2週間ほどでした。
  • 曜日・時間は固定なので、待ちが出る可能性はある
    体験レッスンは曜日・時間が決まっているため、都合によってはすぐに参加できないケースもありそうです。このあたりはフランチャイズ形式ということもあり、教室ごとの差が大きいと感じました。

体験レッスンでは何をする?0・1歳クラスの内容

コペルの体験レッスンは、いわゆる「体験用の特別回」ではなく、実際のレッスンにそのまま混ざる形です。

0・1歳クラスの内容は、以下のような流れでした。

  • マザーリング
  • はじまりのうた
  • 発声を促すうた
  • 名前呼び
  • 自律訓練法
  • 童謡
  • フラッシュカード
  • 英語のうた
  • 思考の取り組み(分類・パズルなど)
  • 手先の取り組み
  • 数の取り組み
  • リトミック
  • おわりのうた

これを40分ほどで一気に行います。テンポはかなり速く、正直、何も知らずに行くと置いてきぼり感を覚える人もいると思います。

実際、ママ友も体験した際に「説明が少なくて分かりにくかった」と言っていました。このあたりはフランチャイズ形式ということもあり、教室や先生による差が大きそうです。

※補足:0・1歳クラスといっても、実際の内容は「クラス年齢+0.5〜1歳」程度の教材がベースになっている印象でした。0歳後半や早生まれの子の場合、月齢差がそのまま「できる・できない」に直結しやすく、体験時点ではできないことが多いのは普通だと感じました。

とはいえ、できないことを指摘されるような雰囲気はなく、先生の対応も温かいです。あくまで幼児教室としては許容範囲だと感じました。

体験して感じた良かった点

体験レッスンで良いと感じた点は、シンプルです。

  • 短い時間で、幅広い内容に触れられる
    40分という限られた時間の中で、歌・カード・知育教材など、さまざまな取り組みがテンポよく進みます。
  • 実際に手を動かして考えさせる取り組みが多い
    見る・聞くだけではなく、分類やパズルなど、手を動かしながら考える内容が中心でした。これを家庭で毎週用意するのは、正直かなり大変だと感じました。

体験時点で気になった点・注意点

体験時点で気になった点もあります。

  • 曜日・時間が固定されている
    生活リズムによっては、通室そのものが負担に感じる家庭もありそうだと感じました。
  • 月齢差の影響を受けやすい
    特に低月齢の時期は、できないことが多くなるのは自然ですが、親の受け取り方によっては不安につながる可能性もあると感じました。

それでもコペルに入室を決めた理由

良い点・気になる点を踏まえたうえで、それでも入室を決めた理由は明確でした。

月齢に合った知育を、偏りなく用意する労力を減らせると感じたからです。月謝は安くはありませんが、教材選びや準備にかかる時間と労力を考えると、当時の我が家には納得できる判断でした。

コペルの体験レッスンは、通わせるかどうかの正解を出してくれるものではありません。ただ、実際のレッスン内容や雰囲気を見たうえで、自分の家庭に合うかを考える材料としては十分だと感じました。

※追記:その後、0歳8カ月から2歳後半まで通った結果はこちら

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