ある日突然「ピンクじゃないとイヤ!」が始まった
2歳になった娘、最近パジャマを脱ぎ捨てるようになりました。
理由はただひとつ、「ピンクじゃないからイヤ!」。
正直、最初は「またこれか…」と思いました。
うちにはピンクのパジャマなんてないし、夜になるたびに繰り返される「着ない!」攻防戦。
寝る時間がどんどんズレて、こっちの気力も削られていく。
同じように悩んでいる方、いますか?
あの小さなこだわりに翻弄される感覚、ほんと共感してほしいです。
なぜそこまでピンクにこだわるの?
気になって軽く調べてみたら、どうやらこの時期は“自我の芽生え”や“自己主張の表れ”らしい。
つまり「ピンクが好き」=「自分で決めたい」という気持ちの現れ。
なるほど…と思いつつ、毎朝それに付き合う親の体力は有限です。
「好きなのはわかった、でも時間がない!」とつい声を荒げた日もありました。
専門知識より「共感のひとこと」が救いになります。
「アンパンマンも着たがってる!」でまさかの突破
そんなある夜、娘がまたパジャマを脱いで逃走。
イライラが爆発しそうな中、口から出たのがこの一言。
「アンパンマンもこの服着たがってるよ!」
すると娘の顔がパッと明るくなり、
「じゃあ、アンパンマンといっしょに着る〜!」と笑顔に。
そのままスッとパジャマを着てくれました。
“ぬいぐるみ巻き込み作戦”、まさかの大成功。
その瞬間、「説得」じゃなく「共感」ってこういうことかと気づきました。
一気に力が抜けて、笑ってしまったのを覚えています。
アウターでも再発。「ピンクじゃないとイヤ」問題ふたたび
冬になると、今度はラベンダー色のアウター拒否が始まりました。
ピンクじゃないからイヤ、の一点張り。
でもある日、保育園のお友達がラベンダーの上着を着ていたんです。
帰り道で「〇〇ちゃんとおそろいだね!」と声をかけたら、
娘は嬉しそうに自分のアウターを見て、
「うちのもラベンダー着てる!」とご機嫌に。
お友達の影響力、すごい。
2歳児なりの“仲間意識”が芽生えているんだなと感じた瞬間でした。
やってみた対策まとめ(親目線のリアル編)
- 「ぬいぐるみ作戦」は本当に効果あり。アンパンマン最強説。
- ピンク要素を足す(靴下・ヘアゴム・ハンカチなど)と満足度UP。
- 「〇〇ちゃんもこれ着てたよ」と“おそろい”キーワードで気持ちが切り替わる。
- 無理に矯正しない。今のこだわりも成長の一部と受け止める。
どれも完璧な解決ではないけれど、うちはこれで朝のバトルが半減しました。
「まぁ今日はピンクさんの日ね」と、軽く流すくらいがちょうどいいのかもしれません。
まとめ:「ピンク期」もいずれ終わる
ピンクしか着たくない日々は、今となっては笑い話。
当初は毎日が大変だったけれど、
“自分で決めたい”を大事にできた時間でもありました。
今しか見られないこだわり期。
写真で残しておくと、後から「こんな時期あったね」と微笑ましくなります。
イヤイヤ期も、ピンク期も、いつか全部懐かしくなる。
そう思うと、少しだけ優しくなれそうです。
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