スワドルは、育児グッズの中でも評価が割れやすいアイテムです。
有名で、検索上位や便利育児アイテムとしてよく出てきます。
一方で、「危ない」「股関節が心配」「結局使わなかった」という声も少なくありません。
この評価の割れ方には、理由があります。
スワドルは使い方と前提条件で、結果が大きく変わる道具だからです。
この記事では、
- なぜスワドルで「後悔した」という声が出やすいのか
- どんなケースで失敗が起きやすいのか
- 避けるために、事前に何を見ておくべきか
を整理しつつ、小児整形外科学会や専門医の見解をもとに、スワドルの安全な使い方とおすすめ商品を紹介します。
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スワドルは危ない?注意点を小児科医監修情報から解説
安全性のポイントは、「使うか」よりもどう使うか/どこまで管理できるかにあります。
そのためスワドルは、相性が出やすいアイテムです。
以下は、スキルではなく普段の行動で分けた目安です。
股関節脱臼とは?スワドルで気にされる理由
スワドルの誤った使い方によって起こるかもしれないのが、股関節脱臼(発育性股関節形成不全)です。
これは、脚の付け根の関節に負担がかかり続けることで起きやすくなる状態を指します。
特に、脚をまっすぐ伸ばしたまま固定する姿勢が続くと、リスクが高まります。
「歩きはじめるまではM字開脚を基本に、自由に脚を動かせる環境をつくりましょう。脚が伸ばされるようなきついオムツや洋服は避けましょう。」
引用元:日本整形外科学会/日本小児整形外科学会資料より
赤ちゃんが股関節脱臼にならないように注意しましょう

つまり問題になるのは、スワドルそのものではありません。
問題は脚の動きを制限する使い方や設計が続くことです。
医師が指摘する「安全なスワドル」とは?
小児科医の堀向先生は、Yahoo!ニュースで次のように説明しています。
『おくるみは寝かしつけに効果的だが、脚の自由が奪われるような使い方は避けるべき』
— 「おくるみ」はリスク?それとも助けになる?歴史的な経緯を小児科医が解説
股関節への負担を減らすためには、M字型の脚姿勢を保てるスワドルを選ぶのがポイントです。
【医師が推奨】スワドルアップがおすすめな理由
楽天・Amazonでも人気の「スワドルアップ」は、脚部分にしっかりゆとりがある設計。
小児整形外科医の國枝先生もTwitterで「足にゆとりがあって問題ない」とコメントしています。
スワドルアップを使用すれば、モロー反射を抑えつつ、脚の自由も確保できます。
やや値段は高めですが、「安心代」として選ぶ価値があります。
寝返り期にはステージⅡがおすすめ
寝返りが始まったら、両手を出せる「スワドルアップ ステージⅡ」へ移行しましょう。
手が自由になるため、寝返り時の窒息リスクも減らせます。
スワドルアップが向いている人、向いていない人
ここまでの内容を踏まえると、スワドルは「良い/悪い」では決めにくい道具です。
代わりに、使い方を調整できるかで相性が分かれます。
向いている人
- 購入前に、使い方や注意点を一度は確認する
- 「とりあえず使う」より、合うかどうかを考えたい
- 寝かしつけグッズも、様子を見ながら調整できる
向いていない人
- 説明書や注意事項をあまり読まない
- 赤ちゃん用品は、基本的にお任せしたい
- 「買ったらそのまま使えるもの」を求めている
※当てはまるからといって、良い・悪いではありません。
スワドルは育児スタイルとの相性がはっきり出る道具です。

わが家では、最初にスワドルアップを1枚だけ購入しました。
サイズ感が不安でしたが、ゆったりめに作られていたので問題ありませんでした。使う時間も夜間だけに限定したので、とても助けられました。
スワドルアップの低評価口コミについて分析
口コミが割れるのは、商品差というより使う前提が家庭ごとに違うからです。
同じスワドルでも、合う人には助けになり、合わない人にはストレスになります。
先に「向いている/向いていない」を整理しておくと、判断が早くなります。
- 股関節が心配だった
→ 脚が伸びた状態で固定される設計・使い方だったケース
→ M字姿勢を保てるかを見ないと起きやすい - すぐ使わなくなった
→ 寝返り期までを想定していなかった
→ 移行アイテムを考えないと短命になりやすい - 赤ちゃんが嫌がった
→ 体格・反射の強さに個人差がある
→ 合わない場合は早めにやめた方がいい
いずれも、知らないと起きやすい失敗です。
スワドル以外の安全なねんねアイテム
スリーパー(着る毛布)
スワドルの次のステップとしておすすめなのがスリーパー。
袖がなく、布が顔にかかりにくいため窒息防止にも有効です。
ガーゼ素材の「ケラッタ スリーパー」は通気性がよく、季節を問わず使いやすい人気アイテムです。
まとめ:スワドルは「正しく使えば」安心
- スワドル自体が危険なのではなく、使い方や設計によってリスクが変わる
- 股関節脱臼を防ぐには、脚にゆとりのあるM字姿勢を保てるスワドルを選ぶ
- 寝返り期には手が出せるタイプやスリーパーに切り替える
モロー反射で起きる時期を快適に乗り切るためにも、赤ちゃんの発達に寄り添ったスワドル選びをしましょう。
