月島は「もんじゃの街」のイメージが強いけれど、歩くとすぐに空気が変わります。
下町の路地から川沿いへ、そして湾岸のひらけた景色へ。
数分ごとに雰囲気が切り替わる、ちょっと珍しいエリアです。
隅田川の静けさ、晴海の広い空、豊洲の海沿いまで。
全部が徒歩圏でつながるのは、この街ならではの魅力。
私は月島に住んで5年以上。
付き合いたての頃も、夫婦になってからの休日も、このルートを何度も歩いてきました。
気張らず楽しめて、散歩・ご飯・景色のバランスがとてもいいんです。
この記事では、晴れの日も雨の日も、歩きたくない日も使える「現住民おすすめルート」をまとめました。
最後は豊洲「千客万来」→ 万葉倶楽部で温泉へ。歩いた日のご褒美にちょうどいい締めになります。
月島デートが“付き合いたて〜夫婦”まで使える理由
- 下町と湾岸が数分で切り替わる街の構造
- どんな関係性の温度にも合う、月島の懐の深さ
- 実際に何フェーズでも使えてきた経験談
月島デートは「温度感」を選びません。
付き合いたての緊張感でも、長く付き合ってる落ち着いた関係でも、どちらでも成立するのが良いところ。
理由はシンプルで、景色が短いスパンで切り替わるから。
もんじゃストリート → 川沿い → 晴海の大きな空 → 豊洲の海。
移動するだけで自然と雰囲気がリフレッシュされるんです。
まず全体像:天気と気分で選べる3つのデートコース
天気や気分で選べる「全体のコース」をざっくり紹介します。
- 晴れ:湾岸ロング散歩
月島→勝どき→晴海→豊洲へゆっくり歩く王道ルート。景色が少しずつ“海に寄っていく”気持ちよさが魅力。 - 雨:ほぼ屋内ルート
月島→豊洲(有楽町線)→ゆりかもめ→市場前→千客万来。移動の大半が屋根付きで、どしゃぶりでもデートが成立。 - ショート:軽めに楽しむ散歩
月島もんじゃ→(勝どきミッド or 石川島公園)。時間がない日や“ちょっとだけ散歩したい”日に使いやすい。
どれも地元民が子連れでも普段歩いているルートなので、初めての散策にも使いやすいです。
【スタート】月島駅7番出口 → もんじゃ
ここからは、実際に歩くときの順番に沿ってルートを見ていきます。まずはスタート地点から。
- なぜ 7 番出口が正解なのか(8a は地元民向け)
- 初デートでも夫婦でも、もんじゃが万能な理由
初めてなら7番出口一択です。
地上に出た瞬間、もう「もんじゃストリート」に立っています。迷う要素ゼロ。
8a出口は方向感が難しいので、地元民向け。
初めて来る人にはあまりおすすめしません。
もんじゃは本当に万能です。
付き合いたてでも、気の置けない夫婦でも、どちらでも盛り上がる。
焼く工程があるので会話が自然につながるし、食べたあと歩きやすい軽さ。
もんじゃ選びに迷ったら、現住民視点でおすすめ店を整理したガイドもどうぞ。
お腹が満たせたら、いよいよ湾岸らしい景色へ。晴れの日にゆっくり歩きたい場合のハイライトがここからです。
【晴れの日】景色が切り替わる“湾岸ロング散歩”のハイライト
- 「勝どきミッド(複合ビル)」に寄る理由はテンポ調整の最適点
- 混んでいたら「晴海トリトンスクエア(複合ビル)」に切り替える柔軟性
- 隅田川テラス:平ら・広い・歩きやすい
- 橋の上は風が強いが、歩道は穏やか
- 晴海大橋で一気に視界が開ける瞬間
- 豊洲へ自然に収束する導線
もんじゃを食べたら、勝どき方面へゆっくり歩きます。
ここから徐々に「湾岸の空気」に変わっていきます。
勝どきミッド(複合ビル)おすすめ理由:テンポ調整の最適点
月島もんじゃストリートから5〜7分で着くのが、勝どき駅直結の勝どきミッド。
大規模な商業施設ではないけれど、カフェがあって、明るくて、座りやすい。
ママ友と背伸びしたい日のカフェランチ集合場所に使っているくらい、全体的におしゃれです。
ここで一度ペース調整すると、そのあとが本当に楽。
ロング散歩の「最初の休憩」にちょうどいい場所です。
混んでいたら“晴海トリトンスクエア”に切り替える柔軟性
もしミッドが混んでたら、徒歩圏内の晴海トリトンスクエアへ。
ここはカフェの数が多く、席も確保しやすいです。
「勝どきミッド or トリトン」の二択があるだけで、デートの安心感が全然違います。
隅田川テラス:平ら・広い・歩きやすい
勝どきから隅田川沿いに出ると、景色が一気に開けます。
歩道が広くて平らで、散歩しやすい。
住民のランナーや子連れ散歩も多くて、治安的にも安心。

道は平らで広く、花壇もきちんと整備されていて、デート散歩にちょうどいい心地よさ。
隅田川テラスは平らで広く、散歩デートしやすい定番ルートです。

川沿いのカーブとタワマンビューは、春は桜が重なって特に絵になる。
橋の上は風が強い/歩道は穏やか
湾岸は「風が強い」と思われがちだけど、実際は橋の上だけ強い / 歩道はそこまでではない感じです。
風が苦手な人がいる場合も、テラス沿いなら歩きやすいです。
晴海大橋で一気に視界が開ける瞬間
晴海に入って、晴海大橋が見えてくると「散歩のクライマックス」に近づきます。
ここから視界が一気に開けて、海が広い。
夕方は特にきれいで、思わず写真を撮りたくなる場所です。
このまま豊洲へ自然に収束する導線
晴海大橋を渡ったら、そのまま海沿いの道を歩くだけで豊洲「千客万来」へ。
迷わないし、歩道も広くて安心。
ここまで歩いてきたら、温泉でゆるむのが定番の流れです。
【どの距離でも安心】住民がよく使う休憩ポイントまとめ
ロングで歩く日も、ショートで切り上げる日も、途中で「どこで休めるか」を知っておくと安心です。
- 月島:本願寺カフェ/中庭ベンチ/組合前ベンチ
- 勝どき:ミッドのカフェ/トリトンのカフェ群
- 隅田川テラス:石川島公園のベンチ/一定間隔のベンチ
- 豊洲:ぐるり公園/新豊洲さくら広場
湾岸エリアは「とにかくベンチが多い」。
だから散歩デートに向いているんですよね。
疲れたらすぐ座れる。暑くても寒くても逃げ込める。休憩ポイントが多いのは正義です。
【雨の日】月島→豊洲→市場前→千客万来のほぼ屋内ルート
いつも晴れで体力万全とは限りません。天気が悪い日でも快適に回せるルートも用意しておきます。
- 地下鉄1本で豊洲へ
- ららぽーとで買い物&カフェ
- ゆりかもめ → 市場前 → 屋根続きで千客万来へ
- 雨の日こそ温泉→海鮮→軽食が最強
雨の日でも大丈夫。
月島駅→豊洲駅で移動し、ららぽーとで時間をつぶして、そのままゆりかもめで市場前→千客万来へ。
移動中もほぼ濡れないので、「雨の日デートに強い街」です。
【歩きたくない日】短時間でも満足度高いショートデート
気分によっては「今日はあまり歩きたくないな」という日もありますよね。そんな日に使いやすいショートコースも用意しておきます。
- 月島→勝どきミッドでカフェだけ
- 月島→石川島公園だけ
- 足に自信がない日でも成立する理由
軽めで済ませたい日は、ショートコースが便利。
月島もんじゃ → 勝どきミッドのカフェかスタバでコーヒー。
これだけでも「デートっぽさ」がちゃんと出ます。
もう少し歩けるなら石川島公園へ。
川沿いの景色がきれいで、短い距離でも満足度が高い場所です。
そして、どのコースを選んだ日でも、最後の締めにおすすめなのが豊洲エリアです。
デートの締め:豊洲「千客万来」→ 万葉倶楽部で温泉
- 歩いた日のご褒美としてちょうど良い
- 海鮮・フードコートで軽めの夜ごはん
- 万葉倶楽部はアソビューの事前予約が賢い理由
豊洲側に抜けたら、そのまま「豊洲 千客万来」へ。
海鮮、ラーメン、フードコート系が揃っていて、「散歩あとのちょうどいいご飯」ができます。
そこから徒歩すぐの「東京豊洲 万葉倶楽部」は、デートの締めにちょうどいい温泉施設。
露天・サウナ・岩盤浴・休憩スペースが揃っていて、口コミも1,000件超えの安定クオリティです。
そして、アソビュー経由だと普通に行くよりほぼ確実に安いのがポイント。
デート向けのプランも豊富で、
- 日帰り入館+タオル・浴衣つき(割引)
- 入館+岩盤浴+1ドリンク
- 入館+ビュッフェ食べ放題(時間制)
- 深夜滞在のナイトパック
歩いたあとに「温泉+岩盤浴+ごろ寝スペース」で回復できるので、“散歩デートのゴール” として相性が良すぎる施設です。
ここまでが、月島〜湾岸エリアをぐるっと楽しむデートルートの全体像です。
最後にさくっとまとめます。
まとめ|“歩いても歩かなくても成立する” 月島デート
月島は「歩いても楽しい / 歩かなくても成立する」街です。
天気にも、関係性にも、気分にも左右されにくいデートルートなので、「とりあえず月島行こっか」が自然に言えるのが良いところ。
もんじゃ → 湾岸散歩 → 千客万来 → 温泉。
これだけで休日がちゃんと“デートの日”になります。


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