月島もんじゃの選び方|焼いてくれるお店・初心者向け店舗ガイド

月島もんじゃの明太子チーズもんじゃを鉄板で焼く様子のアイキャッチイラスト。初心者向け・焼いてくれる店ガイド用。 街歩き・湾岸周辺

月島のもんじゃは「自分で焼く」が基本ですが、観光地ということもあって、頼めば焼いてくれるお店がかなり多いです。

筆者の私自身、月島在住歴5年以上。独身OL時代から今のワーママ期まで、女子会・デート・会社の飲みで月島もんじゃを何度も使ってきましたが、「焼いてもらえますか?」と聞いて断られたことはほとんどありません。

テーブルに焼き方ガイドが常備されているお店も多く、焼きながら軽く話をつないでくれる店員さんもいます。忙しい時間帯は「最初の一枚だけ焼いてもらって、二枚目から自分たちで」という形になることもありますが、それでも十分楽しめるのが月島もんじゃの良さです。

月島でもんじゃの後、どこへ行く?現住民がデートや女子会で実際に歩いている散歩ルートはこちら。


焼いてほしい人は「店タイプ」で選ぶと早い

月島のもんじゃ屋はとにかく数が多く、「どの店が焼いてくれるの?」と検索しても情報がバラけがちです。

そこでこの記事では、口コミ+私の実体験をもとに、

  • 焼いてもらいやすさの傾向
  • 店内の雰囲気(デート向きか、下町感強めかなど)

の2軸で、初心者でも選びやすいように3タイプ+ロマン枠に整理しました。

  • タイプA(洗練系):デート・女子会・「絶対外したくない日」向け
  • タイプB(中間系・普段使い):急な女子会や気軽な飲み会向け
  • タイプC(老舗・下町系):月島らしい空気を味わいたい人向け
  • タイプD(予約困難なロマン枠):予約必須・行列覚悟のいつか行きたい店

どのお店も、頼めば基本的には焼いてくれます。ただ、どこまで店員さんが入ってきてくれるか・雰囲気がどんな感じかには、はっきりと“傾向の違い”があります。


タイプA|デート・女子会に強い「洗練もんじゃ」

内装が新しくて清潔感があり、接客も丁寧。「焼いてくれる」「焼き方をリードしてくれる」系の口コミが特に多いゾーンです。初めての月島デートや、会社の大事な食事会にも使いやすいタイプ。

デート・女子会・「絶対外したくない」日に選びやすいのが、このタイプA(洗練系)です。

月島もんじゃ こぼれや系列(別邸・本店・二番街・囲・結 など)

月島の中でも一度は行きたい高級もんじゃポジション。出汁・具材・内装までこだわりが強く、「焼いている間も会話を広げてくれて楽しかった」「店員さんの手さばきが職人級」といった口コミが多いお店です。

サービス・内装・味ともにハイレベルなぶん、値段も他店舗より+2000円ほど割高めかつ週末ピークタイムの直前予約はほぼ取れないのが唯一の難点です。

・公式/食べログ:
月島もんじゃ こぼれや 本店(食べログ):標準・王道のこぼれや
月島もんじゃ こぼれや 二番街(食べログ):新しめ・広め・設備が良い
個室もんじゃ こぼれや 囲(食べログ):全席個室・高級感
月島もんじゃ こぼれや 別邸(食べログ):囲よりカジュアルだがきれいめ
路地裏もんじゃ こぼれや 結(食べログ):路地裏の隠れ家系、路地裏 × おしゃれ
月島もんじゃ こぼれや 縁(食べログ):路地裏の隠れ家系2(より地元寄り)、路地裏 × 素朴

月島もんじゃ もへじ(本店・総本店)

「毎回スタッフさんが焼いてくれる」「作っている様子を見るのが楽しい」といった口コミが目立つ、初心者にとても優しいライン。落ち着いた雰囲気で、“とりあえずここにしておけば安心”という安定感があります。

・食べログ:
月島もんじゃ もへじ 本店(食べログ)
月島もんじゃ もへじ 総本店(食べログ)


タイプB|“現代×下町の中間”で使いやすい店(女子会・急な集まり向き)

下町の空気と、今っぽい清潔感のバランスがちょうどいいゾーンです。現住民の普段使いも多く、急に決まった女子会や、会社の少人数飲みにちょうどいいポジション。

もんじゃ しなのや

筆者自身も「急に決まった女子会」で使うことが多いお店です。休日昼間でも予約なしで入れる日も多く、席の間隔もほどよくて落ち着きます。

口コミでも「初めてでも丁寧に焼き方を教えてくれた」といった声があり、焼いてもらう/自分でやってみるの中間くらいで楽しめる店です。

・食べログ:
もんじゃ しなのや(食べログ)

もんじゃ お好み焼き 誠 月島店

「店員さんが気さくで焼いてくれるので初めてでも安心」「味が安定していてリピートしている」という口コミが多いお店。肩ひじ張らずに入りやすく、それでいて“ちゃんとおいしい”タイプです。

・食べログ:
月島 もんじゃ お好み焼 誠(食べログ)

「そこまで気合いは入れてないけど、ちゃんとおいしくて失敗したくない」——そんな日の選択肢がこのタイプB(中間系・普段使い)です。


タイプC|“老舗・下町クラシック”で月島らしさを味わえる店

昭和から続く店が多く、「THE 月島もんじゃ」な空気を味わえるゾーンです。自分で焼く文化が強めですが、頼めば焼いてくれる/焼き方を教えてくれる店がほとんどです。

いろは 本店

昭和30年創業の老舗もんじゃ店。観光客だけでなく家族連れや地元住民も多く、“月島らしい空気”を一番わかりやすく体験できるタイプです。

口コミでも「気軽に焼いてくれた」「昔ながらの雰囲気が良い」といった声があり、“王道のクラシック枠”として覚えておくと便利です。

・食べログ:
いろは 本店(食べログ)

「せっかく月島まで来たなら、きれいすぎる店より街の空気を味わいたい」という人には、このタイプC(老舗・下町系)が合います。


タイプD|予約困難なロマン枠

もんじゃ近どう 本店

昭和25年創業と言われる、月島一の老舗もんじゃ店。
いつも店先まで行列ができていて、現住民でも「今日は諦めようか…」となりがちな人気店です。

・食べログ:
もんじゃ近どう 本店(食べログ)

「今回は無理でも、いつかは行ってみたい」ロマン枠として名前だけ押さえておくと、会話のネタにもなります。


口コミベースで「焼いてくれる」声が多いお店リスト

ここからは、Googleマップの口コミなどで「焼いてくれた」「焼き方を教えてくれた」系の記述があるお店を、素材ベースでざっとまとめたリストです。
※あくまで「その傾向がある」というレベルで、「絶対に焼いてくれる」と断定するものではありません。

  • 月島名物もんじゃ だるま 粋な店(焼いてくれる・接客が親切な口コミ多)
  • 月島名物もんじゃだるま 月島本店(自分で焼く/スタッフにお任せどちらもOKという口コミ)
  • 月島もんじゃ こぼれや(本店・別邸など/スタッフが焼いてくれる・会話も楽しいという声多数)
  • 月島もんじゃ もへじ(本店・総本店・はなれ・はなれのはなれ/「毎回焼いてもらっている」という口コミが目立つ)
  • もんじゃ しなのや(「初めてでも丁寧に焼き方を教えてくれた」という口コミ)
  • 月島 もんじゃ お好み焼 誠 月島店(「店員さんに焼いてもらえて安心」という口コミ)
  • つくしや 本店(【焼いてくれるもんじゃ屋】と明記されている)
    もんじゃつくしや 本店(食べログ)
  • おしお 本店(観光客向けに店員さんがお手本を見せてくれるという口コミ)
  • もんじゃ 風月 月島店(職人が目の前で焼き上げるもんじゃがウリ、「お店の方が焼いてくれてめちゃ美味しかった」との口コミ)
    もんじゃ 風月 月島店(食べログ)
  • 月島もんじゃ こぼれや 二番街(「焼き方を丁寧に教えてくれた」という口コミ)
  • 月島もんじゃ こぼれや 本店/縁(スタッフがすべて焼いてくれるスタイルという声多)
  • もんじゃ月島(「焼いてもらい、焼くところも見せてもらった」という口コミ)
  • 錦(「頼むと気軽に作ってくれた」という口コミ)

このあたりから選べば、「焼いてほしいのに誰も焼いてくれない…」という事態にはまずなりにくいはずです。


焼いてもらいやすい“聞き方”と、現住民のコツ

難しい言い回しは不要で、ストレートに

「焼いてもらえませんか?」でOKです。これだけでほぼ通じます。

月島は観光客が多い街なので、初めての人が多いことをお店側も理解しています。
忙しいときは、

  • 1枚目だけ店員さんが焼いてくれる
  • 焼き方を実演しつつ、2枚目以降は任せる
  • 焼き方ガイド+口頭でコツを教えてくれる

といったスタイルになることもありますが、それでも十分楽しいです。

現住民としての“ちょっとしたコツ”をまとめると、

  • 明太子チーズもんじゃは、どの店でも“間違いない定番”
    ─ 私も毎回これを頼みます。ほぼ全店舗にあるスタンダードメニューで、初心者にも鉄板。
  • 週末は昼も夜も混むので、人気店は予約前提
    ─ こぼれや系列などは特に、直前予約はほぼ無理だと思っておいた方が安全です。
  • 会社飲みは4〜6人くらいまでが動きやすい
    ─ 10人以上になると、お店の広さ的に受け入れが難しい場合もあるので、事前確認推奨。
  • 月島もんじゃ振興会のお食事券は地味にお得
    ─ 1,000円で1,100円分使える食事券があり、加盟店で利用できます。 店舗検索や雰囲気チェックも公式サイトが便利です
  • ファブリーズは「置いてない店も多い」と思っておく
    ─ 匂いが気になる人は、携帯用の消臭スプレーを持っていくと安心です。

まとめ|焼いてほしい初心者こそ“店タイプ選び”が大事

月島のもんじゃ屋はどこも温かく、基本的には「頼めば焼いてくれる文化」があります。そのうえで、

  • デート・女子会なら:タイプA(洗練もんじゃ系)
  • 気軽な飲み会・普段使いなら:タイプB(中間系・現代下町)
  • 月島らしい雰囲気を楽しみたいなら:タイプC(老舗・下町クラシック)

というイメージで選べば、大きく外すことはありません。

あとは、

  • 入店したら最初に「焼いてもらえますか?」と一言伝える
  • 明太子チーズもんじゃを1枚入れておく
  • 服の匂いが気になる人は、カバンに携帯用ファブリーズ的なものを入れておく

この3つだけ押さえておけば、月島もんじゃデビューはほぼ勝ち確です。

食後の動線を具体的に知りたいならこちらで詳しく紹介しています。

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